4月からついに消費税があがります!
そこで、今日は独立・起業する方へパート3、「税金」について、私が思う事を勝手に書いてしまいます。
確定申告も近づいていますが、法人も個人も商売を始めたらつきまとうのが税金です。
一般的に、独立して最初の年は結構順調なものだったりします。
で、最初の法人税が結構きて、ビビるなんてよくある話。
私も独立して2年、3年と売り上げが倍々に増え(金額はたいした金額じゃないけど)
順調な滑り出しでした。
法人税ももちろん利益にたいしてそれなりにくるのですが、当初はやっぱり
一生懸命がんばって、やっと残したお金、なんとか払わずに済むように
買わなくていい車を買ったり、できるだけ経費を使って利益が出ないように
やりくりしました。
しかし軌道に乗って、調子に乗って、地に足が付かなくなった頃、事件は突然やってくるのです。
起業して4年目、第一波は取引先の倒産です。約数百万引っ掛かりました。
同じ年第二波がやってきます。メイン売上があったクライアントに突然切られました。売上の1/3はその会社だったのです。さらに同じ年、うちが借りていた一定の売上があった温浴施設の食堂をテナントから直営に変えるということで出されました。
もう一気にキャッシュフローがめちゃくちゃ。資金が回らなくなりました。
悪夢ってなぜか一気に襲いかかってくるものです。
なんとか、銀行さんの協力でしのいだのですが、その時に痛感したのが、会社の留保金です。
黒字になるということは、それだけ税金は払うって事ですが、税金を払って残ったお金は会社に貯まるわけです。
逆にいうと黒字を減らすと税金も減るけど、会社に残るお金も当然減る。
会社に残るお金とは、決算書に載っているお金です。
決算書にお金を残さないと、銀行さんなどの信用がいざというとき得られないということです。
今の世の中、そう簡単に金持ちには、なれないようにできています。
一生懸命働いて、余計な小細工はしないでこつこつ会社に留保金を税金を払いながら貯めるしかないのです。
「税金をたくさん払って、会社にお金を貯めて、体力をつける!」
これが、おそらく長く商売を続ける大きなコツなのではないかなぁ~と思う今日この頃です。