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中古看板専門店の徒然日記
by kanbansoko
コラム~「グラフィックデザイン」
年賀状の時期だ!(遅いけど)
昔から仕事柄年賀状は考えて作ったし、以前の会社でも社内コンペをするくらい
広告の会社では、神経を使う。(最近の当社は、ちょっと手抜きだけど(笑))
自分の会社の年賀状も考えれなくて、他の会社様の仕事ができるか!って事だ。

会社にも新人デザイナーも入ったことだし、グラフィックデザインについて、少し語りたくなった!

私たちの普段作っているデザインは看板も含めて、最終ゴールはクライアントの「売上が上がること」もしくはそれによって「人が集まる」事、その2点といっても過言ではないと思う。

はっきり言って、それ以外のクライアントの社長のセンスや、ましてやデザイナーのセンスは
極論で言えば、関係ない!最終的に売上の上がるデザインが正解なのだ。

デザイナーはそこを勘違いしてはいけない。
我々もデザイナーも含めてアーティストではない。
我々は基本的にクライアントの売上から報酬をいただく。
だからクライアントの売上を上げる努力を我々もしなければならないのだ。

グラフィックデザイナーはその為にレイアウトや配色を学ぶ。
そして、その企業のアイデンティティーを取り入れ、その商品やサービスを研究し
「売れる」為に自分の知識と経験を駆使する。
つまり、いいデザインを作る為には、その会社の営業会議に出席し、そのサービスや
商品について、十分に理解しなければ本来はならない。

なかなかそこまでできないので、クライアントの要望を聞くのだけれど
難しいのは、そこに個人的な趣味が入る。
赤が好き、青が好きって話が入る訳だ。
正直言って、冷静に見れば、赤でも青でも売上が変わらない・・と思う事が多い。
結果が変わらないならば、もちろんクライアントの意見を取り入れる。

でも明らかにプロとして、「赤」はまずい・・と思った時
まずい説明をきちんと理論的に説明できなければならない。
「それは変ですよ」では、アマチュアな訳だ。

写真やデザインでもすばらしい物を作るアマチュアがいる。
プロとアマの違いは、時間だと思う。
アマチュアに時間の制限はない。いいもの作りたい時、いつまでも没頭して
例えば写真でも、何枚でも、いつまでもシャッターを切れる。
その中には、いい写真が何枚かある。デザインもそうだ。
何日も、何十種類も作り続ければ、いいものができあがる。

しかしプロは時間の制約がある。決まった時間で最高のものを作れなければならないし
それがプロフェッショナルとアマチュアの大きな違いだ。

さらに、デザイナーには大事な能力がいる。
「つまり、どうしてほしいか」って事を、会話の中で完璧に聞きとる能力だ。
「ここは文字を大きく」「ここは赤にして」って話を
なぜ、大きくしたいのか、赤にしたいのかを読み取らなければならない。
「大きくしたい」=「目立たせたい」なので
大きくしてバランスが崩れるのであれば、別な目立つ方法をプロとして
アドバイスしなければならない。

私は20年以上いろんなデザイナーさんと仕事をしてきたし
札幌にきたのもデザイナーの大御所からのアドバイスが大きかった。
デザイナーの出会いで人生が変わってきたと言っても過言ではない。

グラフィックデザイナーは企業をおもいっきり変化させる可能性のある仕事だと思う。
もっというと世の中を変える可能性のある仕事だ。

これから目指す人、デザインが好きな方、少しでも参考にしていただきたい。
by kanbansoko | 2013-12-24 21:31 | 広告

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