さて、前回はお金について簡単に私が思う注意点を書きました。
当たり前の事ですけど、事業には必ず資金が必要です。
独立すると、今まで動かした事の無いお金を動かす事になるので、お金には注意しましょうって事でした。
今回は私の思う「一緒に働く人」つまり従業員についてです。
まぁ、私の主観ですのでこれから起業する人はあくまで参考まで。
まずは一人で商売する人には関係ない事ですが、複数のスタッフで開業する場合、
その仲間は、身内や友達を含まない方がいいです。
特に、たまたま仕事が無い友達や、仕事に困っている親戚なんか入れると、あとあと
ほとんどトラブルの元になるものです。
私も今まで、「昔お世話になった取引先の従業員」「昔から知っている営業マン」など
知り合いばかり数人と一緒に仕事をしてきました。
結果的に残念ながら、今残ってる人は誰もいません。
みんな元々優秀な人間ばかりです。
優秀な事をわかって入れてるんだから安心だ・・などと私の
甘い考えもありますし、知らない人間を入れて働いてくれるか不安なのもありました。
もちろん私がいたらない事もあり
優秀な人間を活かせなかった訳です。
なぜいけないのか・・、それはお互いに甘えるからです。
知人を入れたり、先輩、後輩などを入れると、言いたい事も中途半端にしか言えなくなるし
入った側も、なれ合いで中途半端になっていきます。
事業主は、その意思や目的を明確に従業員に伝達できなくてはいけません。
一番意思の疎通ができそうな知人なのに、結果的には一番できなくなっていきます。
もちろん起業しようと行動してから出会った人はいいと思います。
以前からの知り合いは避けた方が私はいいと思います。
なので、起業してスタッフが必要なら、ハローワークできちっと求人するべきです。
ハローワークで採用すると、場合によっては助成金などがもらえたり、
その後も、電話一本で求人に対応してくれますし、
いろんな従業員についての相談もできて、情報満載!なんせタダですから!
採用に関する助成金制度は、求人情報誌からの採用では出ません。
優秀な人間は、たくさんあふれているはずです。それを見つけるのも事業主の
楽しみのひとつだと、最近思います。
また新卒の採用も、開業したてでは勇気のいることですが、
社会に染まっていない真っ白な青年を、少しずつ育てて行くのも企業の役割のひとつです。
昔ある人に企業の社会における役割は「雇用」と「納税」の2つだと言われた事があります。
その時は「えっ?」と思いましたが、今はそうかもなとも思います。
優秀な人間を探して、夢を形にできたら素敵な事ですね!